「企業の個性が活きる=INDIVIDUAL COMPANYの創造へ」
VUCAと呼ばれる極めて変化の激しい現代社会では、正解を見いだすのが難しい。
先週には効果のあった施策が、今週には形骸化してしまうことさえ生じる。
また、この成熟しきった資本主義経済では毎年夥しい数の商品やサービスが生まれ、消えてゆく。
こうした中、一つのマーケットの中で差別化を図ることが日に日に困難になってきている。
では、一体どうすればよいのか?
これまで様々な企業に入り込み、顧客と共に数多くのプロジェクトを経験してきた私はこう考える。
「正解を求めようとするのではなく、差異を探求するべき」だと。
正解を出す為にロジカルに思考すればするほど、すべてのプレイヤーが同じアウトプットに向かう。
それでは結果的に資本が大きい企業だけが勝つ構造に陥ってしまうのだ。
差異とは「違い」であり、利潤を生む源である。
本来、企業はそれぞれ異なっている。
何故ならば、その企業体を構成する人材が異なっているからだ。
それにも関わらず、商品やサービスにおいて差別化が図れていないのは、
殆どの場合、本質的な差異をよく洞察していないことに起因している。
人材、競合、市場。ビジネスを構成する様々な要素から差異を見いだし、
そこを起点にオンリーワンの価値を紡ぎ出す。それが私の仕事である。